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「良かれと思って」やることがいつもマイナスになってしまう理由。

公開日:2017/05/11 (木)

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「良かれと思って」という言葉の遣われ方

「良かれと思って」・・・この言葉を聞くたびに思うのは、良かれと思ってやることで
相手が喜んだ、という結末を聞くことは残念ながらない、ということです。

私たちが普段「良かれと思って」やることは、果たして誰目線でしょうか。

本当に相手のことを考えきれていたとしたら、この言葉の出番はないはずじゃないですか?

「良かれと思って」という言葉は、何かをしてもらったけれど、それがありがた迷惑だった、または見当違いだった、という「された側」が遣う場合と、それをした側、もしくは、した側の立場に立ってフォローする人がよく遣う言葉ではないでしょうか。

 

「良かれと思って」の類似語

ちなみに、「良かれと思って」の類似語には、こんなものが挙げられるかと思います。
二番目のは、ちょっと変化球でしょうか。

①「あなたのためを思って」

②「自分がされて嫌なことは人にもしてはいけない」

①の「あなたのためを思って」は言わずもがなですよね。
以前、「あなたのためだから」というキャッチフレーズのCMが
ありましたが、全然「あなたのため感」がなかったのを覚えています(笑)
あ、外為オ〇ラ〇ンのCMか!

「あなたのため」という大義名分のもと
自分にとっての都合の良さを優先している狡さが垣間見えることも。

もちろん、本当に心の底から「あなたのためを思って」の言動や行動も
あるのでしょうが、個人的には、押しつけがましくて苦手な言葉のひとつです。

なので、もし誰かに「あなたのためを思って」と言われて
その言葉が自分の細胞の隅々にまでしみこむようなら良いのですが
きっと良い関係性を築けているんでしょうね、その相手と。
うわ・・・気持ち悪っ・・・と細胞レベルで感じたのなら
「頼んでない!!!」と叫んで脱兎のごとく逃げましょう。私が許す(誰

②の「自分がされて嫌なことは人にもしてはいけない」というのは
これ自体が悪いということではなくて
これで果たして十分なのか?という問題提起です。

例えば・・・あまり良い例が思い浮かびませんが
「お前」という言葉がありますよね。

Aさんは、友達やパートナーに親しみを込めて呼ばれる「お前」に
何の問題もないとします。まあ、信頼関係もちゃんとありますし。
なんかちょっとした?仲間感?もあるし?誰。

でも、Bさんは、「お前」という呼ばれ方を蛇蝎のごとく嫌ってるとしますよね。

そんなAさんが親しみを込めて、なんなら自分の仲間アピールで
「良かれと思って」Bさんのことを「お前」と呼んだら、どうなるでしょうか。
多分ちょっとした事件に・・・はならないでしょうが、いざこざや口論には
なるかもしれませんよね。

悲しいかな、AさんにはなぜBさんが怒るのか理解できません。
自分ならBさんに「お前」と呼ばれても全然嫌じゃないのに。
なんでそんな言葉ひとつで、と。

でも、Bさんからしたら嫌なわけですよね。
関係性に関わらず、そう呼ばれること自体に違和感だったり
不快感を覚えてしまうわけです。

だとしたら、優先されるべきはどちらでしょうか。

円滑なコミュニケーションのコツ

答えを出す前に、ひとつ壮大なヒントを。

円滑なコミュニケーションのコツって何かご存じですか?
コミュニケーションはキャッチボールですから
独りよがりにならないことです。

相手が取れない球を得意げに投げるのではなく
その時の相手に合わせたスピードで、球種で
相手が取りやすいところを目がけて投げるのが大事なんです。

相手の気持ち考えずにいつでも自分の都合で剛速球投げたかったら
壁に向かって投げてろって話ですし。跳ね返ってきたその強さから学ぶものがあるといいですけどね(独

 

「私はそんなつもりじゃなかった」「良かれと思って」
というのは、言い訳です。

そんなつもりじゃなくても、相手を傷つけることはままあることですし
意図してなかったことだから良い、ということではないですよね。

ちょっと長くなってしまいましたが、これを踏まえて
改めて考えるとすると、円滑なコミュニケーションを取る上で
優先されるべきは、発信側のAさんの想い?それとも受信側のBさんの気持ち?

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、おわかりですよね。
もちろん発信者のAさんの想いです。ってコラ。何読んでたんだーい!

そう。受信者のBさんの気持ちではないでしょうか。

もし、誰かと揉めた時、「私は良かれと思ってやったのに」とか
「そんなつもりじゃない」なんて言葉が胸をよぎったら
コミュニケーションってなんだったけな、って少し立ち止まって考えてもらえたら
嬉しいです。

お互いわかりあいたいですもんね。
だから、あなたからわかってよ!ってするんじゃなくて
まずは自分から相手をわかりにいってみませんか?クラウチングスタートの姿勢で。前のめりで。

コミュニケーションは表裏一体。
私もあなたも、発信者、受信者どちらにもなりうるのですから。

最終更新日:2017.07.31

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flame

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道場直美。素質診断士。アメリカの大学で心理学を専攻。
日本に帰国後コーチング、統計心理学を学ぶ。
紆余曲折を経て、ストイックをこじらせた系女性がもともと持っている素質・ポテンシャルを発見・発掘することをきっかけに、自分らしい人生を生き抜くためのサポートをしている。お笑いが好き。自身もコミュニケーションツールとしての「笑い」を大切にしている。

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