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社員やスタッフへの期待値は低ければ低いほど良い

公開日:2016/12/01 (木)

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人に対する期待値は低ければ低いほど良い

よく交流のある社長さんの口癖で「なぜわからないんだ」「ちょっと考えればわかるはずだろ」「自分の頭で考えることをしない」という三種の神器(・・・ではないか)があります。

社員やスタッフに対する愚痴や怒りを聴くのですが、私はこの一見ネガティブのオンパレードに見える言葉の中に、社長の社員やスタッフに対する「期待値の高さ」を垣間見ています。

社員やスタッフに期待をしているからこそ、「なぜわからないんだ」と憤り、社員やスタッフの能力の高さに対する期待値が高いがために、「ちょっと考えればわかるはずだろ」と言い、社長自身が出来ることは社員やスタッフも当然出来るはず、という社長自身の能力の高さを何の疑問もなく社員やスタッフにも求めているからこそ「自分の頭で考えることをしない」とがっかりするのですよね。

でも、よくよく考えてみると、これってずいぶん期待値が高いと思いませんか?
私には、まるで自分の力どころか、棒を使わないと飛べないバーを自力で飛べ、と言われているかのように感じてしまいます。

ヒント:社員やスタッフは社長ではない

当たり前だろ、バカにしてるのか!と思われてしまうと悲しいのですが、考えてみれば当たり前のことで、何もわざわざ口に出して言うほどのことではないですよね。
それなのに、知らず知らずのうちに、社長レベルの考え方、行動を社員やスタッフに求めてしまっているのです。

そもそも、社長のように考え、行動が出来るスタッフなら、もうとっくに独立して自分でビジネスをしているはずですよね。

そんな風にその社長にお話しをしたこともあるのですが、そんな私に対して、社長はこんなことをおっしゃいました。

「俺でも出来るのに、どうしてあいつらに出来ないんだ」

と。

社員やスタッフへの期待値が高い+自己評価が低い、というまさかの複合型でした・・・。

色々と突っ込みどころがあるような気がいたしますが、基本的に社長はとても素直な方です。年齢や立場の垣根を越えて、ピンときたことは誰からでもどこからでも素直に吸収しようとされます。
いつも積極的に攻めの姿勢で行動されますし、顔も広い。
普段はゴーイングマイウェイで、自信満々に見える方なので、余計に自己評価とのギャップが不思議です。

 

自己評価が低いから他者への期待が重くなる

自己評価が低いが故に、他者への期待が厳しくなる場合があります。
実は、先ほどの社長のセリフには、次の括弧のように心の声が入ります。

(能力の低い)俺でも出来るのに、どうしてあいつらにできないんだ」

でも、こんな心の声は社員やスタッフには届きませんよね。

それどころか

(そんなこと言われても・・・。私は社長ではないし・・・)

とか

(社長だからできることなのに・・・)

といった反発を招いてしまいます。

 

どうして社員やスタッフへの期待値は低い方がいいのか

自分は自分、相手は相手です。

これまた至極当然のことではありますが、距離の近い社員やスタッフ相手だと忘れがちなことでもあります。

何故なら、社長もやはり人間です。
社員やスタッフへの期待値が高ければ高いほど、指示の明確化が疎かになってしまいます。

(言わなくてもわかるだろう)

(これは○年目の○○さんなら当然わかってることだから確認はいらないだろう)

と言った、だろう運転が増えてしまうのですね。

では、期待値が低く、全て一から教えなければいけない、という前提で社員やスタッフと接していたらどうでしょうか。

口を酸っぱくして言いますよね。もしかしたら気づかないうちに、嫌な顔をされているかもしれません(笑)

そうなってしまうと極端ではあるのですが、望む通りの結果を出してもらうために、的確に、細やかに指示だしをする、という観点で考えると、社員やスタッフへの来たいは最小限である方が、お互いにとってメリットがあると言えるのではないでしょうか。

期待値が低いと、ちょっとしたことでも褒め言葉が口をついたりして、関係性がよくなることもありますしね。

とは言え、社員やスタッフと極力ぶつからないように指示だしをしたい、真意を伝えたい、という経営者の方は、コチラからお問い合わせください。

最終更新日:2016.12.01

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flame

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道場直美。素質診断士。アメリカの大学で心理学を専攻。
日本に帰国後コーチング、統計心理学を学ぶ。
紆余曲折を経て、ストイックをこじらせた系女性がもともと持っている素質・ポテンシャルを発見・発掘することをきっかけに、自分らしい人生を生き抜くためのサポートをしている。お笑いが好き。自身もコミュニケーションツールとしての「笑い」を大切にしている。

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